「受験のための勉強はいつから始めたら良いのですか」と言うお問い合わせをよくいただきます。合格している殆どの方はお子様が2歳位からそのようなお電話をいただいています。
先ずしっかりご理解いただきたいのはペーパーだけの勉強が受験に必要な学習ではないと言うことです。幼児期の毎日の生活を大切にし、その中で生活リズムやしつけ面と合わせ、自然に学習の習慣を身に付けさせることが重要で、そのための早期の計画と準備が望ましいと思います。
受験の学習というのは、教科書や指導書があるわけではありません。毎年受験した子ども達から試験問題を聞き取りをしたり、学園の説明会や学習の傾向などから予測したり、毎年独自に学習計画を練っています。
教室によってそれぞれ考え方があるかと思いますが、私達が北九州若松で運営する幼児教室みつば会若松教室・若松青葉台教室では子供たちの理解力やスピード等を考慮しながら、過去の経験をいかし、毎日の学習を組み立てています。
ペーパー試験といっても小学校の先取り学習ではありません。しっかりと聞き取る力・聞いた言葉から音や数をイメージする力・空間を認識する力など小学校入学前に身につけておきたい思考力が必要になります。
また、小学校受験はペーパーテストだけではありません。校長面接や口頭試問での話す力・手先を使う巧緻性・学習に集中できる素地となるお行儀や姿勢・幼児にとっては脳の発達にも深く関連する運動能力など多岐にわたっています。
2023年度 今年の私学受験を振り返って(最新情報)